きなこのマーチ

社会人3年目。 自分の時間がある幸せ。 音楽を聞いたり、カフェにいったりすることが好き。 コンサートに行くことは元気の源。 某アイドル事務所が好きです。あと、イオンにもよく生息しています。 物事をじっくり考える大人になりたい。今年は読書頑張ります。

溺れるナイフ

見てきました。

映画溺れるナイフ

どこから感想言おう…

漫画を知らない私が、映画を見て感じ取ったことを残しておきたくて書く記事です。

完全にどハマりしてる作品。

まさキッスが演じてるコウちゃん、どこか大人びてて、10代ながらにして何かをわかっている男の子。夏芽が写真撮影をしてるときに、写真家の広能さんに石を投げて、そいつは俺のもんじゃって言い放つ、時折見せる人間くささというか子どもっぽさ、いや、幼さがまたコウちゃんという人間を形成していたなぁという印象。

コウちゃんは、綺麗で、儚くて、先を見つめてて、大人で、男で、男の子で、美しい。

あの世界なら絶対に私も追っかけたい。

好きなシーンは、川辺でコウちゃんが夏目に言った言葉。

力のある人間ならその力を最大限に使いたい。

ってところ。

きっと、夏芽の輝ける場所を知っていたんだよね。

それはコウちゃんの隣にいることじゃないって。

 

夏芽は綺麗。

俺のものにしたかった。

 

胸を締め付けられる。

先を見つめてるようだった。

 

 夏芽は、輝ける場所があって、それを引き出してくれる人に出会えて、誰にも持てない強みを持ってる子な感じがした。だけど、強くなんかなくて、強くなろうとしていて、儚くも綺麗な女の子。

女の子。

 

そして、大友。

大友はあったかいあったかい男の子。

静かな大人の男の子。夏芽の事が大好きで、嫌いになんかなれなくて、夏芽が笑っていられるなら自分の気持ちを殺すことができる、優しい優しい男の子。優しくなんてしてないで、もっと夏芽をうばっちまえよ。思っていた。

大友は優しいからそんなことしないよね。

俺じゃだめか?

ダメなわけないんだよ。

大友より優しくてあったかい男の子、この世界にいないと思う。

ほんとなら、大友に惚れない女の子いないと思うんだよ。

誰かの言葉を借りて言うなら、コウちゃんと夏芽は特別だったから、この2人じゃなきゃだめだったんだよ。

 

溺れるナイフで私もわかったことがある。(感情移入するタイプですんません。)

人は輝ける場所があって、それは人それぞれ違うの。

だから人は力を最大限に使うべきだ。

それなら私は?

人と違う?変わっている?

そんなんで悩んで立ち止まってるなよ。

それが私の力じゃん!

人と違うところ、変わってるところ、感性が違うってことなんだと思うからさ、それを最大限使おう。

それを使う場所を見つけよう。とどまるな。

輝ける場所、ここじゃない。

見つけないと、綺麗に輝いてない人間になるよ。

私が輝ける場所で、力を最大限に使うんだ。

 

もう答え出てるよね、私。